CocoaPodsでライブラリのライセンスの表記を自動生成してみた
オープンソースのライブラリの中には使用している旨を明記しなければいけないものがあったりするのですが、これがなかなかめんどくさいのです。
しかしながらCocoaPods自動生成のフローを一度作ってしまえば後はファイルのコピペと少しの書き換え程度で使い回しができそうです。
手順1 Settings.bundleの作成
New File…
からSettings.bundle
を作成。
同時に生成されるRoot.plist
を編集し、Acknowledgements.plist
を追加します。
Root.plistの編集
Preference Items
の配下にアイテムをひとつ配置して、
以下のように設定する。
type = Child Pane
Title = Acknowledgements
Filename = Acknowledgements
Acknowledgements.plistを追加
普通にファイルを追加しようとしたのですが、うまくいかなかったので
Root.plistあたりを右クリックでShow in Finder
ファインダでRoot.plistを複製してファイル名をAcknowledgements.plist
に変更。
中の要素を削除。ってな感じで対処しました。
Podfileの編集
Podfileに以下を追加します。
post_install do | installer | require 'fileutils' FileUtils.cp_r('Pods/Pods-acknowledgements.plist', 'abcde/Settings.bundle/Acknowledgements.plist', :remove_destination => true)
Setting.bundle
のパスが下記のようになっている場合のソースです。
'abcde/Settings.bundle/Acknowledgements.plist'
の部分はそれぞれの環境によって書き換えてください。
Setting.bundle
とPodfile
の定型文を一度書いてしまえばあとはコピペで行けそうですね。
pod install
を実行して、ビルドするとライセンス表記が自動生成されます。
素晴らしい!